カメの思考

カメにはカメの思考があります。

マイナンバーカードの普及が遅れる理由

マイナンバーカードに健康保険証を利用出来るように3月下旬を目指していたところ、それが10月まで先送りするということです。

 

理由は健康保険組合が社員やその家族の個人番号を誤って把握していたから、システム上本人確認出来ず、この不具合だけでも数千件に及ぶということです。

 

これは健康保険組合の問題として、厚生労働省には当事者意識は低いかもしれませんが、マイナンバーカード普及に至ってはまた後進したということになりますね。

 

マイナンバーカードについては去年、10万円給付の時に全くシステムが働かず、信用を失墜した上での今回の問題です。つい最近、マイナンバーカードを作りましょうという書類が郵送されてきたことのちぐはぐ感は拭えないです。

 

また、システム障害についてはみずほ銀行と、その前に東京証券取引所が起こし、それぞれがトップの人事変更の追及に至っています。

 

日本は世界で送れているデジタル化に対してヤキモキとなって、そこに至っては早くやろうとしていますが、信頼を構築しないままでデジタル国家という体制だけを世界にアピールすることだけにやっきとなっていないでしょうか?

 

私には一向に進まないのはこういう責任体制がなっていないからなのではないかと思っています。